2009年3月15日日曜日

日が延びたね。

暗くなるのがどんどん遅くなっていきますね。
僕は暗くなると「一日が終わっちゃう!!」ってね
なんだか焦ってしまうので日が延びるのは嬉しい事です。
今日はちょっとホッコリする事がありました。
僕の家の近くに集合一戸売り地区があるんですね。
そこは僕がここに引っ越してきた時は桜の木が15本くらいある公園でした。
でもその公園はなくなってしまって、桜もなくなってしまいました。
そして更地になった後、一戸売り集合地区に変身したのです。
僕はすごく残念な気持ちでいたんです。
そこの桜は本当にキレイだったからね。
はぁ。またこうやって素敵な場所は不動産に変化していくんだなぁって。
ものすごくガッカリした気持ちでその土地に家が建つ経緯を観てました。
半年くらい前からモデルルームができてね。
そこにたくさんの人が休日になると来てました。
家ってこんなご時世だって売れるんだなぁ~なんてね
ちょっと他人事ながら感じてました。
それでも、そこには去年、桜がたくさんあったんだぞ!!って
なんだか反抗心みたいなのが僕の心の隅にあったのです。
でも、今日その反抗心を払拭する出来事がありました。
着々と完成していく家を休日に観に来る夫婦がいる事に気づいたんです。
そういえば先週も来てたなぁ。なんて思いながら観てました。
年齢はだいたい40代始めくらいかなぁ。
吉祥寺からちょっと離れた静けさのある立地に建ってる、
その家を購入した主人です。
もうね、このご主人がめちゃくちゃ家建つのが楽しみっていうのがね
顔から溢れ出てるんです。
奥さんもカメラなんか持ってね、これから嫌でも住まなきゃいけない
その家の写真をすんごい沢山撮ってる。
家を購入したっていう満足感とここに生活する期待感が伝わってくる。
懐中電灯なんか持って家の周りをうろうろしててね。
心配だよね、こんなご時世で大工も信用ならんものね。
とりかえしの付かない買い物だもんね。
なんかね、そのとにかく「楽しみ」な夫婦を観てね。
僕はあの桜の公園が無くなってしまった事がチャラになった気がしました。
いろんな人の「楽しみ」がこのエリアには詰まっていくんだなぁって。
なんだかクサイけど本当にそう思えて来てね。
家を買うってさ、本当にすごい事だもんね。
僕が家を買うっていうイメージは全く沸かないもんね。
いや、買いたいよなぁ。家。。

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