2009年9月19日土曜日

ヴィーガン食に目を向けた理由。

そんなcafe eightの影響で、最近またグッっと興味を持ってます。
ヴィーガン食を作る事にググッっと興味を持っています。
cafe eight監修のvege bookを参考に日々、作ったりしてます。

前もどこかで書いたかもしれないけれど、
僕とヴィーガンの出会いは3年前。
レコ屋で働いてた時の店長がヴィーガンでした。
彼から、その意味だったり、効果だったり、スタイルだったり。
沢山沢山聴いていて、食の選択。というのがあるっていう事も知った。
僕も2週間ほどヴィーガンを実践して、その効果も実感したりした。
ただ、日本はヴィーガン食を外食で摂れる場所が殆どありません。
だからどうしても自炊する必要があったんです。
なので長続きせずに、そんな事も徐々に忘れてたんです。

今後、食を提供したり提案したり、教えたりする中で
このヴィーガン食っていうのが一つのキーかな?って今は考えてます。
なんだかまるで導かれたんじゃないか?って思うんですが、
今、僕の周りには動物性食品が食べれない人達が何人もいます。
その殆どは宗教上の理由で動物性のモノを食べないインド人、ネパリだったりしてます。
彼らは日本で食を摂る時にその都度「何が入っているのか」を意識しなくてはなりません。
日本は昔は精進料理を始め、仏教国だった為に殆どがヴィーガン食でした。
ところが、日本開国の明治維新から徐々に欧米化が進んでいってからは動物性食品がなくてはならないものになっていきました。
それが故に、日本の食は決してグローバルに対応できる食事ではなくなってしまったんです。
だから、何かある度に動物性食品を使ってない別メニューを彼らに出してあげたりしてました。
彼らの安心して食事ができる環境が日本にはないんですね。

あとは、実際に動物性食品を身体が受け付けない人の存在。
なんだか肉を受け付けない。食べると具合が悪くなってしまう。
そんな方が僕の周りに現れ始めてから、益々意識するようになりました。

僕は何でも食べれるんだけど、そうじゃない人達も沢山いるんだよなと。
もちろん、ヴィーガン食はアレルギー体質の人達への解決策としては
ほど遠いものだったりするので、工夫は必要です。
だけど、宗教上の理由、食べれない人、ベジタリアンの人達が求める食。
そんな人達にもっと安心して食べられる場所を作りたいなって思ったり、
日本にだってこんなに美味しい料理があるんだよっていうのを
ヴィーガン食で海外の方達に発信できたらいいなって思ったり。
少なくとも、今の日本食。よりは幅広く、グローバルに発信できるし、
そういう方々を満足させてあげられるんじゃないかな。

そんな事をcafe eightに行ってから色々考えています。
3年ぶりに出て来た「ヴィーガン」っていう言葉。
今後の僕のキーワードになりそうです。

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