2010年1月3日日曜日

subprime lending

実は僕はさっき初めて「サブプライムローン」についての意味を知った。
アメリカの金融会社がなんか崩壊した。
という薄い解釈をしていたが、実は全然そうではなかった。
本当にこんな事を言うのは恥ずかしいが、無知とは恐ろしいモノである。

でも、たぶん全然知らない人がいるでしょうから軽く説明すると
サブプライムローンっていうのは住宅ローンを審査の緩い低所得者に向けて
OKだしちゃう。金貸します!っていうローンらしい。

これも今日知ったのだが、2003年。
アメリカは住宅ブームだったらしい。
だからローン会社はバンバンとサブプライムローンを消費者に組ませた。
審査が緩いからリスクが高い人にもバンバン住宅ローン組ませたらしい。
だから住宅がどんどん流行った。。ローンが組めるなら買う。
まぁ、当然の流れだと思うんだけど、延滞する人が増えて信用が縮小。
融資会社への貸し付けを銀行が慎重化したが故に資金繰りを圧迫。
結果、貸し倒れが増加する事に。
やっぱり結末は解ってた通り。債務回収は難航し、そのバブルがはじけた。
これがサブプライムローン問題らしい。
知ってた?そんな問題だって事知ってた?
ダメだろ!!そんな本来審査NGになるような低所得層にローン組ませて。
破綻の道を自ら選んで突き進んでるだけだし。
世界経済の中心アメリカとしての自覚持とうぜ!とか今更思ったりした。

なんか今、薄くながら金融業界に軽く関わる仕事をしているだけに
金を貸す。という事に色々考えたり、世の中の仕組みを改めて考えたり。
今の仕事はそういう知らない事を考えるいいキッカケになったりしてるけど
僕がハッキリと解ったのは今更ながら
「金融業界というのは、そもそも金を貸すのを生業としてる」のである。
つまり、金を貸した利息を利益としてあげる。そういう業界なんだよね。
本来、誰かの金を預けて貰い、それを流用して利息を付けて貸し付ける。
元々自分の金じゃない他人の金をぐるんぐるん回してる商売なんだよね。

この仕組みの大元を考えたのはユダヤ人らしいんだけど、天才だと思う。
カード会社も本体は銀行だし、その銀行はどこから金を調達しているのか。
といえば、預金者のお金だったりするんだよなぁ。。

その預金者は色んな事やモノに消費して、誰かの手に金が渡り、
そしてまた消費される。
人は自分が必要だと思ったモノに消費する価値を対等に金と交換する。
世の中のお金の量ってよーく考えたら変化してないんじゃないか。
誰かの手に渡ったり、どこかの国が持ってたりしてるだけで。

とか色々考えると、お金。っていうのはこれまた今更なんだけど
「自分にとって必要なある「価値」に対して交換する「価値あるもの」に過ぎない」
という事なんだよなー。とか思ったりする。

こういう事を考えると、お金の仕組みだったり、そもそも金とは?
なんて話に興味が沸いてきたりする。

難しそうだから考えないようにしてたけど、知らないと大変な事になりそう。
最近、英語と同じようにそんな事考えたりしてます。

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